1970年は大阪で万国博が開催された年です。大阪府内に住んでいたのでたびたび見に行く機会があり、世界の文化や科学に興味を持ち始めたのもこのころでした。
FM放送やラジオの深夜放送では洋楽があふれていて、どんな人か見たこともなくても音楽だけで満足していました。
サイモンとガーファンクルはギターを持ってるマセガキたちはよくコピーをして弾いていたので、なんとなく知っていましたが、自分でレコードを購入するのは、もう少しあとのい高校生になってからでした。「コンドルは飛んでいく」も70年のヒット曲です。
ビートルズの「Let It Be」、「The Long and Winding Road」でビートルズの時代は過去になりつつあり、イギリスからエルトン・ジョンの「Your Song」、今、聞いても全く飽きないすばらしい歌です。
でも、この年はなんと言っても洋楽で一番印象に残った曲はマンダムのテレビCMでよくかかっていた「男の世界」ではないでしょうか。あとで歌っていたジェリー・ウォーレスという人の顔を見てがっかりしたのを覚えています。チャールズ・ブロンソンのような渋い人かなと想像していたので。私にとって初めての一発屋でした。